雑感

エロゲや音楽も考察します。

かぐや様は告らせたい

貴族の恋愛

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概要

将来を期待されたエリートたちが集う名門校・秀知院学園(しゅうちいんがくえん)。 その生徒会のメンバーである副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行はお互いに惹かれ合っているものの、高すぎるプライドが邪魔をして半年が経っても告白することが出来ない。素直になれない二人は、いつしか自分から告白することを「負け」と捉え、「いかにして相手に告白させるか」ばかりを考えるようになり、権謀術数の限りを尽くした“恋愛頭脳戦”を繰り広げる。但し、連載が進むうちに“恋愛頭脳戦”描写および展開は減っていき、極度のツンデレ同士のギャグ色の濃いラブコメとなっている。作者の赤坂も、「正直『天才たちの恋愛頭脳戦』の看板はそろそろ外すべきではないだろうか」と公言している[3]。(wikipedia)

☆×8

感想

まず設定が良い。恋の駆け引きをただ漫画の主軸に添えることは陳腐になってしまうが、両者とも地位がとプライドがあって、素直になれなれず相手に告らせたいというユニークな設定がこの漫画の面白さを引き上げている。書記で場を和ませておいて、あとはイベントを発生させておけばそれだけで話になる。あとはちょっとずつ二人の関係を進めていくだけだ。ラブコメなんてものは両想いの二人がくっつきたいのに話の流れ上くっつけない、これを延々繰り返すだけで面白い。

悪かった点として白銀がかぐやと期末順位で5点差程度しかリードできていないが、この点数はもはやテストにおいて誤差だと思われることが挙げられる。かぐやは多芸で白銀は運動がからっきしなので、それを加味するとかぐやのほうが圧倒的に有能なキャラクターに見える。まぁかといってかぐやが中の上くらいの成績でも面白くないが。何かこのキャラには隙があったほうがいいような気がした。虫が嫌いとかベタなものから、子供っぽい可愛い人形が実は大好き、とか。と考えていればそういえば〇ん〇んで大爆笑するという子供っぽい点があった。この欠点は俺は萌えない。このエピソードはギャグ漫画としては面白かったが、恋愛漫画としてはかぐやに少し下品な一面を与える要因になってしまったと思う。

後から考えたが一応、白銀も釣り合ってるのかもしれない。行動と顔がイケメンだし。何よりかぐやが白銀を好きなのである。それでよい。と思う。

P.S 普通に誤読してたっぽいな、白銀が無芸なのは成長の余地を残しているからだった。